【35歳の壁】一生派遣で終わる人、派遣を「踏み台」にして成功する人。

キャリア・正社員化

お疲れ様です、ハンケです。

派遣の営業担当として、年間数百人のスタッフさんと面談をしていると、残酷なほどハッキリと見えてしまうものがあります。

それは、「この人は、ずっと派遣のまま歳を重ねていくんだろうな」という人と、 「この人は、派遣という働き方を『利用』して、次のステップへ羽ばたいていくんだろうな」という人の決定的な違いです。

「一生派遣で終わる」 この言葉にドキッとした方、あるいは将来に漠然とした不安を抱えている方。 その不安は正しいです。

派遣という働き方は、自由で、いろいろな会社が見られて、責任も重すぎない。 非常に便利な働き方です。 しかし、そこには「ぬるま湯の沼」があります。 一度浸かると抜け出せなくなり、気づけば年齢だけ重ねて、市場価値が下がってしまう。

今日は、営業担当の視点から、「派遣に使われる人」と「派遣を使い倒す人」の残酷なまでの思考の差について、本音でお話しします。

厳しい内容も含まれますが、あなたの未来を守るための「防衛策」だと思って読んでください。

違い1:派遣を「ゴール」にするか、「手段」にするか

「一生派遣で終わる人」の最大の特徴。 それは、「派遣で働くこと」自体が目的になってしまっていることです。

「とりあえず働ければいい」 「家から近いからいい」 「正社員は責任が重そうだから嫌だ」

もちろん、家庭の事情などで一時的にその選択をするのは戦略の一つです。 しかし、思考停止して「楽だから」という理由だけで何年も同じような事務作業を繰り返していると、どうなるか。 30代後半、40代になった時、突然「契約終了」を告げられたら? その時、あなたの履歴書には「誰にでもできる事務作業の経験」しか残りません。

一方で、「派遣を使う人(使い倒す人)」は違います。 彼らにとって、派遣はあくまで「手段」であり、「踏み台」です。

  • 「未経験から経理の実務経験を積むために、あえて派遣で2年働く」
  • 「副業で稼げるようになるまでの生活費を稼ぐために、残業なしの派遣を選ぶ」
  • 「憧れの大手企業で人脈を作るために、紹介予定派遣を狙う」

彼らには明確なゴールがあります。 だから、仕事への取り組み方も変わります。 「今の仕事は、将来の自分のために役立つか?」という視点で常に判断しているため、吸収力が違うのです。

派遣会社を「給料をくれる場所」と思うか、「自分のキャリアのためのスポンサー」と思うか。 この意識の差が、5年後の年収に直結します。

違い2:「言われたこと」だけやるか、「スキル」を盗むか

営業担当として現場の話を聞いていると、評価が真っ二つに分かれます。

Aさん(使われる側) 「マニュアルがないとできません」 「それは私の契約内容に含まれていません」 「教えてもらってないのでわかりません」

Bさん(使う側) 「この業務、マニュアル化して効率化しておきますね」 「このExcelの関数、どうなってるんですか?(と社員に聞いて盗む)」 「ついでにこっちもやっておきましょうか?」

Aさんは、自分を「労働力を提供するパーツ」だと思っています。 だから、範囲外のことはしたくないし、楽をしたい。 結果、スキルは身につかず、年齢とともに「扱いづらい人」になっていきます。

Bさんは、自分を「スキルアップ中のプロ」だと思っています。 派遣先の会社にあるノウハウ、データ、社員の動き。 これら全てを**「無料の教材」**だと捉えています。 お金(時給)をもらいながら、会社の裏側や業務フローを学べるなんてラッキー、と考えているのです。

私が担当したあるスタッフさんは、未経験で入った貿易事務の現場で、英語のメール対応や通関書類の作成フローを徹底的に「盗み」ました。 社員さんに自分から質問し、マニュアルを自作し、誰よりも詳しくなった。 そして3年後。 彼女は「貿易実務経験3年、英語実務可能」という強力な武器を引っ提げて、別の商社に正社員として転職していきました。

彼女は、派遣先に「使われた」のではありません。 派遣先の環境を「使い倒して」スキルを持ち逃げしたのです。 これこそが、賢い派遣の生き方です。

違い3:営業担当と「戦略的」に交渉できているか

「派遣会社なんて、ピンハネする悪徳業者でしょ?」 そう思って、営業担当を敵視したり、逆に怖がって何も言えなかったりする人がいます。

これは非常にもったいない。 「一生派遣で終わる人」は、受け身です。 時給が上がらないと文句を言い、契約を切られるのを怯えて待つだけ。

「派遣を使う人」は、営業担当を**「自分のエージェント(代理人)」**として扱います。

彼らは、私のような営業担当にこう交渉してきます。

「ハンケさん、今の現場でVLOOKUPとピボットテーブルをマスターしました。業務効率を20%上げました。だから、次回の更新で時給50円アップの交渉をお願いできますか?」 「もし今の会社でそれが無理なら、このスキルを評価してくれる他社の案件を探してください」

こう言われたら、営業担当はどう思うか? 「こいつ、生意気だな」なんて思いません。 **「すげぇ!これなら企業に交渉できる!他社に取られたくないから全力で動こう!」**と思います。

彼らは、自分の市場価値を理解し、営業担当を動かして、より良い条件を引き出すのです。 「時給は会社が決めるもの」ではありません。 「自分のスキルと成果で勝ち取るもの」です。

結論:あなたは「サブスク」になっていないか?

少しキツイ言い方になりますが、企業にとって派遣社員は「便利なサブスクリプション(定額制サービス)」のような側面があります。 必要な時に使い、不要になれば解約(契約終了)できる。

思考停止して働いていると、あなたは都合のいい「月額課金の労働力」として消費されるだけで終わります。 それが「一生派遣」の正体です。

でも、主導権を握ることはできます。

「私はこの会社でこのスキルを得る」 「2年後にはここを辞めて、次のステップに行く」 「そのために、今の環境を徹底的に利用する」

そう決めた瞬間、あなたは「使われる側」から「主導権を握る側」に変わります。

もし今、あなたが 「なんとなく派遣を続けているけれど、このままでいいのかな」 と不安に思っているなら。 それは、変化のチャンスです。

まずは、今の仕事の中で「盗めるもの」がないか探してみてください。 今の現場が「盗む価値もない」場所なら、すぐに営業担当に連絡して、次の「学びの場」を探させましょう。

あなたの人生の経営者は、派遣会社でも派遣先企業でもありません。 あなた自身です。

「どうやって戦略を立てればいいかわからない」 「今の自分のスキルで交渉できるの?」 そんな悩みがあれば、いつでも相談してください。 一緒に、派遣を「踏み台」にする作戦会議をしましょう。

それでは、また。


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