お疲れ様です、ハンケです。
今日は、現役の派遣営業として、ある種の「禁じ手」を使った話をします。 同業他社からしたら、営業妨害だと怒られるかもしれません。
実は数年前、私の妻に土下座をして頼み込み、ある実験に協力してもらいました。
「頼む! 競合他社がどんな営業トークをしてるのか知りたいんだ! 派遣登録に行ってきてくれ!」
呆れられながらも、なんとか承諾を得て、大手派遣会社3社に実際に登録し、面談を受けてきてもらいました。
目的はたった一つ。 「ライバル会社は、求職者にどんな対応をしているのか?」 これを、客観的な「求職者(妻)」の視点と、裏側を知る「プロ(私)」の視点で丸裸にすることです。
結果、どうだったと思いますか? 正直、冷や汗が出ました。 「ここまで違うのか」という衝撃と、「これは派遣業界が誤解されるわけだ」という納得感。
今日は、妻が持ち帰ってきた生々しいレポートをもとに、派遣会社の対応のリアルと、そこから見えた「絶対に失敗しない会社の選び方」について暴露します。
潜入!妻が体験した「3つのタイプ」の営業担当
今回、妻には「30代、事務経験あり、今後のキャリアに悩み中」という、よくある一般的な設定で登録してもらいました。 そこで出会った3社の営業担当(コーディネーター)は、まるで漫画のようにキャラが違っていました。
1社目:連絡遅すぎ&放置プレイの「ハズレ担当」
まず1社目。業界でも最大手の一角です。 妻の第一声はこれでした。 「ねえ、登録したのに全然連絡来ないんだけど、私の経歴がダメなの?」
Web登録を済ませてから、ファーストコンタクトがあるまで2日。 面談の日程調整メールの返信にまた1日。 いざ面談(オンライン)をしても、機械的に条件を聞かれるだけで、「じゃあ、案件あったら連絡しますねー」で終了。
【営業ハンケの視点】 これは完全に「優先順位付けのミス」か「リソース不足」です。 担当者が抱えているスタッフ数が多すぎて、捌ききれていないのでしょう。あるいは、妻のスペックを見て「すぐに決まらなそう」と判断し、後回しにした可能性もあります。 どちらにせよ、レスポンスの遅さは信頼の欠如に直結します。ここで登録する価値は「案件検索データベースとして使う」以外にありません。
2社目:ドライだけど有益な「コンサル型担当」
2社目も大手です。ここの担当者は、非常にサバサバしていたそうです。 妻いわく、「愛想はあんまりないんだけど、言ってることは一番ためになった」とのこと。
「今の〇〇さんのスキルだと、時給1800円は正直厳しいです。相場は1650円くらい。でも、Excelのこの機能さえ覚えれば1750円の案件に応募できますよ」 「その希望条件だと、エリアを少し広げないと件数がヒットしません」
感情に寄り添うわけではないけれど、市場価値と現実的な選択肢を、数字で淡々と提示してくれる。
【営業ハンケの視点】 これは「当たり」です。 私たち営業から見ても、耳障りの良いことばかり言う担当より、市場のリアル(相場観)を教えてくれる担当の方が信用できます。 「冷たい」と感じるかもしれませんが、このタイプは企業側に対しても「このスタッフさんはここが弱いけど、ここが強みです」とロジカルに交渉してくれる可能性が高い。実利を取るならこの会社です。
3社目:優しさに隠された毒「寄り添い偽装型担当」
問題はここです。妻が一番不信感を抱いたのが、3社目の担当者でした。 一見、すごく親身になってくれたそうです。
「そうですよね、不安ですよね」 「わかります、〇〇さんの気持ちを一番に考えましょう」 「僕が全力でサポートしますから!」
言葉は完璧です。でも、妻は女性特有の勘で気づいていました。 「言葉は優しいけど、結局、自分が埋めたい案件に誘導しようとしてるよね?」
妻が「通勤時間を重視したい」と言っているのに、「でも、この会社は将来性があるから(遠いけど)どうですか?」としつこく勧めてくる。 「育児との両立が不安」と言っているのに、「皆さんやってますから大丈夫ですよ(根拠なし)」と流される。
【営業ハンケの視点】 これが一番タチが悪い「自分のノルマしか見ていない担当」です。 彼らの目的は「あなたのキャリア」ではなく、「今月中にあの空きポストを埋めること」です。 そのために「共感」というテクニックを使って、ガードを下げさせ、自分の都合のいい案件にサインさせようとしている。 妻の「なんか信用できない」という直感は、100%正解です。
結論:残酷すぎる「担当ガチャ」の現実
今回、3社に潜入してみてわかったこと。 それは、「会社の違い」以上に「担当者の当たり外れ」が大きすぎるという事実です。
同じ派遣会社の中にも、2社目のような優秀な人もいれば、3社目のような自分のことしか考えていない人もいます。 私たちはこれを「担当ガチャ」と呼んでいます。
正直、運の要素は否定できません。 どんなに評判の良い会社に登録しても、たまたま担当になったのが新人だったり、ノルマに追われて余裕のない社員だったりすることはあり得ます。
では、私たちはどうすればいいのでしょうか? 運任せにするしかないのでしょうか?
いいえ、確実な「勝率を上げる方法」があります。
それでも私が「大手」を勧める理由
担当ガチャがあることを前提としても、私はやはり「大手派遣会社」を選ぶべきだと結論づけました。
理由は2つあります。
1. 「教育」と「コンプライアンス」の底上げ 中小の派遣会社だと、担当者の質がもっと無法地帯になります。 大手は、少なくとも社内研修で「やってはいけないこと」「法律知識」を叩き込まれています。 今回妻が出会った「ハズレ担当」でさえ、最低限の法律は守っていました。これが中小だと、法律すら知らない担当が出てくるリスクがあります。 「ハズレの中のマシな方」を引ける確率が高いのが大手です。
2. 「案件数」という圧倒的な保険 もし担当者がハズレでも、大手には膨大な「案件データベース」があります。 担当者がダメなら、自分でWebサイトから案件を探して、「これにエントリーしたい」と指名すればいいのです。 中小の場合、担当者がダメで、かつ案件も少なかったら、完全に詰みです。
「担当がダメでも、システム(求人数)があなたを救ってくれる」 これが、大手の最大の強みです。
最後に:あなたに合う「最強の一社」はどこか?
「じゃあ具体的に、どこの会社がいいの?」 「大手の中でも、どこが一番マシなの?」 「ハズレ担当を引いた時、どうやってチェンジすればいいの?」
ここまで読んで、そう思った方も多いでしょう。 さすがにここで特定の会社名を挙げて「ここが一番!」と言うと、各方面から怒られそうなので控えます(笑)。
ですが、私が7年間、現場で競合他社と戦い、今回妻を使ってまでリサーチした「営業担当視点で選ぶ、本当に使える派遣会社ランキング」と、「ダメ担当を即座に見切って、優秀な担当を味方につける交渉術」を、別の場所でこっそり公開しています。
もしあなたが、 「もう派遣会社選びで失敗したくない」 「担当ガチャに振り回されず、最短で時給アップを狙いたい」
そう本気で思っているなら、ぜひ私の「虎の巻」を読んでみてください。 ブログでは書けない、業界の裏事情と具体的な会社名まで踏み込んで解説しています。
派遣という働き方は、パートナー(会社・担当)選びで9割決まります。 どうか、あなたの貴重な時間を「ハズレ担当」に奪われないようにしてください。
現場からは以上です。
📢 ハンケの「派遣攻略・虎の巻」はこちら どの派遣会社に登録すべきか? 面談で何を言うべきか? 営業マンだけが知っている「採用の裏ルート」を完全網羅しました。 https://note.com/hanke_sales/n/n9b7b0c30df3b?sub_rt=share_sb
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