お疲れ様です、ハンケです。
日々、多くの求職者の方と面談をしていると、派遣という働き方に対して「ネガティブなイメージ」を持っている方がまだまだ多いなと感じます。
「正社員になれなかったから、仕方なく派遣」 「不安定だし、キャリアにならない」
世間ではそう言われがちです。 確かに、何も考えずに派遣を選ぶと、その通りの結末になります。
しかし、現場の営業担当として断言します。 派遣には、明確に「向いている人」と「向いていない人」が存在します。
そして、「向いている人」にとっては、正社員よりも圧倒的にコスパが良く、キャリアの踏み台として最強の環境になり得ます。
今日は、どんな人が派遣を選ぶべきで、どんな人が絶対に選んではいけないのか。 その残酷な境界線について、現場の本音をお話しします。
派遣が「最強の武器」になる人たち
派遣という働き方がピタリとハマり、人生を好転させていく人には共通点があります。 それは、派遣を「目的」ではなく「手段」として割り切っていることです。
具体的に、どんなシチュエーションの人に向いているのか。代表的な3つのパターンを紹介します。
1. 物理的な制約があるが、キャリアを諦めたくない人(育児・介護)
まず、最も相性が良いのがこの層です。 小さなお子さんがいる、親の介護がある。 フルタイムの正社員だと、急な休みが取りづらかったり、残業を断るのに肩身の狭い思いをしたりしますよね。
ここで「パート」を選ぶと、どうしても業務内容が簡易的になり、時給も下がってしまいます。キャリアがそこで断絶してしまうのです。
しかし、派遣なら「週4日勤務」「16時退社」「残業ゼロ」といった契約を、最初から企業と結ぶことができます。 しかも、業務内容はオフィスワークや専門職のまま。
「今はフルアクセルを踏めない時期」と割り切り、キャリアの質を落とさずに、時間を確保する。 これは、ライフステージの変化に対応するための、非常に賢い「守りの戦略」です。
2. 「未経験」の壁を突破したい人(キャリアの入り口)
「経理の仕事がしたいけど、未経験だと正社員採用はどこも受からない」 「大手企業で働いてみたいけど、学歴フィルターで落とされる」
こういう方にとって、派遣は「裏口入学」のようなチケットになります。
正社員の中途採用では「経験者」しか採らないような大手企業でも、派遣なら「未経験OK、ポテンシャル重視」で採用してくれるケースが山ほどあります。
ここで狙うのは、「職務経歴書に書ける実績」です。 2年ほど派遣で実務経験を積み、「大手商社で経理をしていました」という実績を作る。 そうすれば、次の転職活動では「経験者」として正社員の面接に挑めます。
正社員への道が閉ざされているなら、派遣という迂回ルートを使って、実力をつけてから正面突破する。 これは非常に有効な「攻めの戦略」です。
3. 将来の「起業・独立」を見据えている人
意外かもしれませんが、将来自分でビジネスをしたい人や、フリーランスを目指している人にも派遣は向いています。
理由は2つあります。
一つは、「責任と時間のバランス」です。 正社員の場合、どうしても会社の業績に対する責任や、無駄な会議、付き合い残業が発生します。これは、自分のビジネス準備に使うべき脳のリソースと時間を奪います。 派遣なら、契約範囲内の業務をきっちりこなせば、定時後の時間は100%自分のものです。精神的な余白を持ちながら、安定した収入(生活費)を確保できます。
もう一つは、「いつでも動ける身軽さ」です。 自分のビジネスが軌道に乗ったら、契約満了のタイミングですぐに辞められる。 引き継ぎや退職交渉で泥沼化することなく、スムーズに次のステージへ移行できるのは、期間の定めがある派遣ならではのメリットです。
派遣を選んではいけない人(地獄を見る人)
一方で、絶対に派遣を選んではいけないタイプの人もいます。 それは、「目的がない人」です。
「なんとなく働きたい」は破滅への入り口
「正社員は責任が重そうだから嫌だ」 「特にやりたいこともないし、とりあえず派遣でいいや」
もし、あなたがこのマインドで派遣を選ぼうとしているなら、全力で止めます。 今は良くても、5年後、10年後に必ず詰みます。
なぜか。 派遣という働き方は、構造上「現状維持」になりやすいからです。
正社員なら、嫌でも異動があったり、リーダーを任されたりして、強制的に成長させられる機会があります。 しかし、派遣社員にはそれがありません。 目的意識を持って自分からスキルを取りに行かない限り、1年目と同じ仕事を、5年目も10年目も続けることになります。
問題は、あなたの年齢だけが上がっていくことです。
30代後半、40代になった時。 「言われたことしかできません」 「特別なスキルはありません」 「マネジメント経験もありません」
この状態だと、紹介される案件は激減します。時給も上がりません。 若い未経験者に席を奪われ、誰でもできる低賃金の仕事しか残らなくなる。
これが、「派遣システムに使われる」という末路です。
結論:主導権を握れるかどうかが全て
派遣という働き方自体に、良いも悪いもありません。 それは単なる「雇用契約の形」であり、道具です。
包丁と同じで、料理に使えば素晴らしい道具になりますが、使い道を間違えれば自分を傷つけます。
「私は〇〇という目的のために、今あえて派遣を選んでいる」
そう言える人にとって、派遣は自由で、効率的で、可能性に満ちた働き方です。 逆に、思考停止で選ぶ人にとっては、緩やかな貧困への滑り台となります。
これから派遣を始めようとしている方、あるいは今派遣で働いている方。 今一度、自分に問いかけてみてください。
「なぜ、私は正社員ではなく派遣を選んでいるのか?」
その答えが明確なら、あなたはきっと大丈夫。 そのキャリアは、必ず未来につながっていきます。
もし、「自分の選択が正しいかわからない」「目的はあるけど、どの職種を選べばいいか迷っている」という方がいれば、いつでも相談してください。 あなたの人生のフェーズに合わせて、派遣をどう利用すべきか、一緒に戦略を練りましょう。
それでは、また。
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