はじめに
「なぜ、あの人にはいつも良い案件が紹介されるの?」 「私のメールの返信は遅いのに、○○さんとは楽しそうに電話している…」
派遣で働いていて、こんなモヤモヤを感じたことはありませんか? 営業担当も人間だし、相性があるのは仕方ない。そう頭では分かっていても、「もしかして、えこひいき?」と疑いたくなる瞬間はあるものです。
今回は、派遣業界のタブーとも言える**「派遣営業のえこひいき」**について、現役営業の視点から包み隠さずお話しします。
結論から言うと、「えこひいき(に見える対応の差)は、確実に存在します」。
しかし、それは単に「好き嫌い」だけで決まっているわけではありません。そこには、営業ならではの切実な事情があるのです。
営業が隠したがる「対応の差」の正体
私たち派遣営業は、一人で数十人、多いときは百人以上のスタッフさんを担当します。 全員に全く同じ熱量、同じスピードで対応できれば理想ですが、物理的に不可能なのが現実です。
そうなると、どうしても**「優先順位」**をつけることになります。
スタッフの皆さんから見れば「えこひいき」に見えるその行動は、営業からすると**「確実に成果を出すためのビジネス的な優先順位付け」**であることがほとんどです。
では、どんな人が後回しにされ、どんな人が「えこひいき」される(優先される)のでしょうか?
営業が「えこひいき」したくなるスタッフ、3つの特徴
営業が「この人には真っ先に良い案件を紹介したい!」「時給交渉も頑張りたい!」と思うスタッフさんには、共通点があります。それは、容姿や年齢、単なる愛想の良さではありません。
ズバリ、「信頼の貯金」が多い人です。
具体的には、以下の3つの特徴を持っています。
1. レスポンスが早く、連絡が確実
- 「急募の好条件案件が出た!誰に電話しよう?」
この時、営業の頭に真っ先に浮かぶのは、いつも電話に出てくれる人、メールの返信が早い人です。 逆に、連絡がなかなかつかない人は、どんなにスキルが高くても「他社に決まってしまうかも」「就業意欲が低いのかも」と不安になり、紹介の優先度が下がってしまいます。
2. ネガティブな情報も正直に共有してくれる
- 「実は、少し体調が優れなくて…」
- 「今の派遣先の○○という業務が少し負担です」
こうしたネガティブな情報を、トラブルになる前に相談してくれるスタッフさんは非常に信頼されます。 一番困るのは、ギリギリまで我慢して突然「明日から行けません」となるケースです。早めに相談してくれる人には、営業も「なんとかしてあげたい」と親身に対応したくなります。
3. 派遣先での評価(勤怠)が安定している
「遅刻・欠勤が少ない」「挨拶がしっかりできる」。 当たり前のことかもしれませんが、これができているだけで、営業にとっては「超優良スタッフ」です。
派遣先に自信を持って紹介できるため、結果的に条件の良い案件が回ってきやすくなります。
逆・えこひいき?後回しにされてしまう人の特徴
反対に、無意識のうちに営業が距離を置いたり、対応が事務的になってしまうケースもあります。
- 権利主張ばかりが強く、義務を果たさない(勤怠が悪いのに時給アップ要求ばかり、など)
- 感情的になりやすく、建設的な話ができない
- 小さな嘘をつく(スキルを盛る、遅刻の理由をごまかす)
営業も人間なので、一度「この人はリスクが高い」と認識すると、どうしても防衛的な対応になってしまいます。これが、スタッフ側からは「冷たい」「えこひいきだ」と感じられてしまう原因です。
まとめ:「えこひいき」は利用したもん勝ち
派遣営業の「えこひいき」の正体は、好き嫌いではなく**「信頼に基づくビジネス上の優先対応」**でした。
もしあなたが今、「自分は優先されていない」と感じるのであれば、それは営業担当との間に「信頼の貯金」がまだ貯まっていないのかもしれません。
媚びを売る必要はありません。 ただ、「連絡を早くする」「約束を守る」「正直に話す」。 この積み重ねが、営業担当をあなたの「一番の味方」に変えます。
「えこひいき」はずるい!と嘆くより、営業を上手に利用して、良い案件を引き寄せる「賢いスタッフ」を目指してみませんか?
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