お疲れ様です、ハンケです。
新年が明けて少し経ちましたが、派遣業界に激震が走るデータが発表されました。 正直、現場にいる私たち営業担当も「ここまで来たか」と驚いています。
先日発表された最新データ(2026年1月発表・2025年12月度実績)によると、事務系派遣の平均時給が、なんと3ヶ月連続で過去最高を更新しました。
特に、首都圏・東海・関西の三大都市圏での上昇が止まりません。 首都圏の全体平均では、ついに1,700円台に乗るケースが常態化しつつあります。
「時給1700円」 これは、数年前までは「英語ができる人」や「専門職」だけの特権でした。 それが今、普通の事務職でも手が届くラインになりつつあるのです。
今日は、この「時給高騰」の裏で何が起きているのか。 そして、この波に乗って「時給を上げられる人」と、指をくわえて見ているだけで「置いていかれる人」の差について、現場のリアルな情報をシェアします。
これは、ただのニュース解説ではありません。 あなたの生活水準を上げるための、緊急のお知らせです。
なぜ今、企業は「高い時給」を払ってでも人が欲しいのか?
理由はシンプルです。 「人がいない」上に、「普通の事務じゃ物足りない」からです。
これまで企業は、「事務なんて誰でもできるから、安く雇いたい」と思っていました。 しかし、ここ数年でその常識が崩壊しました。
少子化による労働人口の減少に加え、インフレの影響で、安い時給(1300円〜1400円台)では、もう求職者が見向きもしなくなったのです。 企業側からすると、「時給を上げないと、応募すら来ない」という悲鳴が上がっている状態です。
さらに、もう一つの大きな要因があります。 それは、「仕事の高度化」です。
企業が求めているのは、ただ座って電話に出るだけの人ではありません。 「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の波が、事務の現場にも押し寄せています。
- 紙の伝票を、システムに入力してデータ化する
- Excelで集計したデータを、チャットツールで共有する
- RPA(ロボットによる自動化)のエラーを修正する
こうした「ちょっとしたITスキル」が必要な業務が増えたことで、企業は「高くてもいいから、パソコンに強い人に来てほしい」と考えるようになったのです。
これが、平均時給を押し上げている正体です。
「時給が上がる人」の条件が変わった
ここで注意してほしいのは、「すべての事務職の時給が上がっているわけではない」ということです。
ここが残酷な点です。
実は、時給の上昇には強烈な「濃淡」があります。 大きく上がっているのは、以下の要素を持っている案件です。
1. ITリテラシーがある(Excel中級以上) ただ入力ができるだけでなく、「VLOOKUP関数が使える」「ピボットテーブルで集計ができる」というだけで、時給は跳ね上がります。 企業は「教えてもらう人」ではなく、「自分で調べて解決できる人」を求めています。
2. 専門スキルがある(経理・貿易など) 今回のデータでも顕著だったのが、経理や貿易事務の時給アップです。 インボイス制度や電子帳簿保存法など、経理周りのルールが複雑化したことで、経験者の奪い合いが起きています。 「簿記3級持ってます」「仕訳わかります」というだけで、今は完全に売り手市場です。
3. コミュニケーションコストが低い これは意外かもしれませんが、リモートワークやチャット文化が定着した今、「文章で的確に報告ができる」「Zoom会議でスムーズに話せる」というスキルの価値が上がっています。
逆に言うと、「データ入力しかできません」「新しいソフトは覚えられません」という層の時給は、ほぼ横ばいです。 平均時給が上がっているからといって、自分の時給が勝手に上がるわけではないのです。
今、あなたが取るべき「3つの行動」
では、この過去最高の「時給バブル」をどう活かせばいいのでしょうか? 今すぐできるアクションプランを3つ提案します。
① 現在就業中の人は「交渉」のチャンス
もしあなたが、今の職場で1年以上働いていて、業務範囲が広がっているなら。 そして、今の時給が相場(1600円〜1700円)より低いなら。
今すぐ営業担当に連絡してください。
「ニュースで見ましたけど、派遣の平均時給が上がってるみたいですね。私の業務も増えているので、次回の更新で時給の見直しをお願いできませんか?」
これ、言っていいんです。むしろ言うべきです。 企業側も「今の相場でこの人が辞めたら、次はもっと高い時給を出さないと採用できない」と分かっています。 だから、以前よりも交渉が通りやすくなっています。 言わないと損です。
② お仕事探し中の人は「強気」で攻める
これから仕事を探す人は、自分を安売りしないでください。 「未経験だから…」と遠慮して、相場より安い案件に飛びつくのはもったいない。
特に、少しでもExcelが使える、あるいは前職で何らかの専用システムを使っていた経験があるなら、それを武器にしてください。 「Excelは調べながらなら関数も使えます」 この一言をプロフィールに加えるだけで、紹介される案件の時給帯が100円変わります。
③ 「プチ・スキルアップ」で時給の壁を超える
もし、「自分には専門スキルなんてない」と思っているなら。 今週末だけでいいので、YouTubeで「Excel VLOOKUP」と検索して、使い方を覚えてみてください。
嘘のような本当の話ですが、「VLOOKUPが使えます」と言えるようになるだけで、応募できる求人の数が倍増し、時給ラインがグッと上がります。 資格を取る必要はありません。「使える」という事実があればいいのです。
この「ほんの少しの努力」をするかしないかで、月収にして2万〜3万円の差がつきます。
まとめ:この波は「準備した人」だけを高く持ち上げる
ニュースで見る「平均時給アップ」は、景気がいい話に聞こえます。 でも、現場で見ていると、これは**「格差の拡大」**でもあります。
IT化についていける事務スタッフは、どんどん時給が上がり、社員並み、あるいはそれ以上の待遇を手にしています。 一方で、変化を拒む人は、低い時給のまま取り残されています。
今は、間違いなくチャンスです。 企業が「お金を出してでも人が欲しい」と言っているのですから。
「自分なんて…」と思わずに、まずは自分の市場価値を営業担当に聞いてみてください。 「ハンケさん、今の相場だと私っていくらくらいですか?」 その質問が、あなたの年収を上げる第一歩になります。
せっかくの「過去最高」。 見る側ではなく、受け取る側に回りましょう。
あなたの給与明細の額面が変わるよう、私も全力で交渉します。 それでは、また。
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