その求人、地雷かもよ?「ブラック求人あるある」と、甘い言葉の裏にある真実。

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お疲れ様です、ハンケです。

派遣の仕事を探す時、皆さんは毎日求人サイトをチェックしますよね。 新着求人にワクワクしたり、時給を見て「おっ」と思ったり。

でも、スクロールしている指が「ん?」と止まる瞬間、ありませんか?

「この求人、前も見た気がするな…」 「なんか、都合のいい言葉ばっかり並んでない?」

その違和感、絶対に無視しちゃダメです。 それは、あなたの防衛本能が鳴らしている警報だからです。

今日は、現場で企業とスタッフの間に立っている現役の派遣営業として、絶対に避けるべき「ブラック求人」の特徴について、本音で語ります。

「なぜ、その求人はブラックなのか?」 「企業はなぜ、そんな嘘みたいな求人を出すのか?」

その裏側にある構造的なカラクリを知れば、もう甘い言葉に騙されることはなくなるはずです。 少し長くなりますが、あなたの身を守るための知識だと思って、最後まで付き合ってください。


ブラック求人あるある①:いつ見ても載っている「万年求人」

求人サイトを開くたびに、必ず上位に表示されているあの会社。 「あれ? この求人、私が先月仕事探してた時もあったよね?」 「なんなら、半年前に見た時も載ってた気がするんだけど…」

はい、これが一つ目の危険信号。いわゆる「万年求人」です。

なぜ、ずっと出ているのか?

これには、いくつかのエグい理由があります。

1. 人が定着しない「離職率モンスター」な職場 これが最も多い理由です。採用しても採用しても、入った端から人が辞めていく。まるで穴の空いたバケツに水を注いでいるような状態です。 現場の人間関係が最悪、パワハラ上司が君臨している、業務量が常軌を逸している…。何かしらの致命的な欠陥があるから、常に補充が必要なんです。

2. そもそも採用する気がない「釣り求人」 これは悪質ですが、実際には募集していない好条件の求人をわざと載せ続けているケースです。 目的は、登録者を増やすこと。「この案件は埋まっちゃったんですが、代わりにこちらはどうですか?」と、別の(条件が落ちる)案件に誘導するための撒き餌として使われているのです。

3. 企業の採用基準がバグっている 時給は普通なのに、「スーパーマン」みたいな人材を求めているケースです。 「未経験OK」と書きながら、実際は高度なスキルを求めていて、面談に来た人を片っ端から落としている。結果、いつまで経っても採用が決まらず、求人が残り続けるパターンです。

いずれにせよ、「ずっと出ている」という事実自体が、「何かがおかしい」という最大の証拠なんです。


ブラック求人あるある②:「誰でもできる」「カンタン」という魔法の言葉

次に、仕事内容の説明欄を見てみましょう。

「未経験大歓迎!誰でもできるカンタンなお仕事です★」 「アットホームな職場で、先輩が優しく教えます!」 「スキル一切不要!やる気があればOK!」

…どうでしょう。魅力的に見えますか? もし心が動いたなら、ちょっと危険です。

営業担当として断言しますが、この世に「誰でもできて、楽で、稼げる仕事」なんて存在しません。もしあったら、私がやってます(笑)。

甘い言葉の裏にある、残酷な真実

なぜ企業は、こんな抽象的で甘い言葉ばかり並べるのでしょうか?

1. 具体的な仕事内容を書くと、人が来ないから 本当は「一日中、クレーム電話を受け続ける仕事」だったり、「重い荷物をひたすら運び続ける肉体労働」だったりする。 それを正直に書いたら、誰も応募してくれませんよね。だから、「カンタンなお仕事」というフワッとした言葉で、ネガティブな要素を隠蔽しているんです。

2. 「誰でもいいから頭数が欲しい」という企業の叫び 現場が崩壊寸前で、猫の手も借りたい状況。スキルなんてどうでもいい、とにかく今日来てくれる肉体が欲しい。 そういう切羽詰まった状況の時、企業は「誰でもできる」という言葉を使いたがります。人を「労働力」としてしか見ていない証拠でもあります。

3. 「アットホーム」の地獄 これ、一番警戒してほしい言葉です。「アットホーム」と書かれている職場の多くは、「公私の境目がない」「なあなあの関係で残業を強いられる」「独特の排他的な村社会ができている」というケースが山ほどあります。 本当に風通しの良い職場は、「アットホーム」なんて曖昧な言葉ではなく、「有給消化率〇%」「残業月平均〇時間」と数字でアピールしますから。


営業が解説する「なぜブラック求人は生まれるのか?」

ここまで読んで、「企業って最低だな」と思ったかもしれません。 でも、少し視点を変えてみましょう。なぜ、企業の採用担当者は、そんな嘘みたいな求人を出さざるを得ないのでしょうか?

僕ら営業は、企業の採用担当者とも深く付き合います。彼らもまた、会社員であり、追い詰められている被害者であることも多いんです。

  • 上層部からの無茶な要求: 「人件費はかけられない。時給は上げられない。でも、優秀な人をすぐに採用しろ」という、矛盾した命令が現場に降りてきます。
  • 現場の疲弊と悪循環: 人が足りないから、今いる社員が疲弊する。疲弊するから、新人に教える余裕がなくなり、キツく当たってしまう。結果、新人がすぐに辞めて、また人が足りなくなる…。

この「負のスパイラル」に陥った企業は、まともな思考回路で採用活動ができなくなります。 「嘘でもいいから人を集めないと、現場が回らない!」というパニック状態が、あの歪な求人広告を生み出しているのです。

もちろん、だからといって許されるわけではありません。でも、構造的な背景を知っておくことで、より冷静に求人を見極められるようになります。


騙されないための「ハンケ流・防衛術」

最後に、地雷を踏まないための具体的なチェックポイントをお伝えします。

1. 求人の「更新日」を見る癖をつける ずっと掲載されているように見えても、こまめに更新(再掲載)されている求人は、まだマシな可能性があります。逆に、更新日が数ヶ月前で止まっているものは、完全に放置されている「死に体求人」の可能性大です。

2. 仕事内容の「具体性」を確認する 「データ入力」だけじゃダメ。「どんなシステムを使って、何を、一日どれくらい入力するのか」までイメージできる求人は信頼できます。 具体的な数字(件数、時間、人数など)が書かれているかどうかが、ホワイトとブラックの分かれ目です。

3. 時給と仕事内容のバランスを疑う 「誰でもできるカンタン作業」なのに、相場より時給が異常に高い。これは絶対に裏があります。 深夜作業なのか、場所がものすごく不便なのか、あるいは精神的にキツイのか。 「うまい話には裏がある」。これは派遣業界の鉄則です。


まとめ:違和感は最大の武器になる

仕事探しは、生活がかかっているからこそ、焦ってしまいがちです。 「もうここでいいか」と妥協したくなる気持ちもわかります。

でも、一度ブラックな職場に入ってしまうと、心身をすり減らし、次の仕事を探すエネルギーすら奪われてしまいます。

求人広告を見た時の、あの「ん?」という小さな違和感。 それこそが、あなたを守る最大の武器です。

甘い言葉に流されず、その裏にある企業の「本音」を読み解いてください。 賢く、したたかに、自分を守るための仕事選びをしましょう。

もし、「この求人、怪しいけどどう思う?」と迷ったら、いつでも相談してください。 営業担当として、その求人の裏側を一緒に透視しますから。

それでは、また。


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