【はじめに】 2025年も、残すところあとわずかとなりました。 本年も「派遣営業の裏ログ」を読んでいただき、本当にありがとうございました。
現役の営業担当として、今年も数多くの派遣スタッフさんと向き合い、たくさんの「就業決定」と、残念ながらいくつかの「契約終了」に立ち会ってきました。
年末のこのタイミングで、現場で強く感じたことがあります。 それは、派遣社員の間で「二極化」がかつてないほど進んだ1年だったということです。
今回は、2025年の派遣業界を振り返りながら、来年2026年に「選ばれる人」になるために必要なマインドセットについてお話しします。
1. 「待っていれば時給が上がる」時代の完全なる終焉
今年、一番痛感したのはこれです。 物価高の影響もあり、世の中的には「賃上げ」のニュースが飛び交いましたが、派遣の現場では明暗が分かれました。
- 時給が上がった人:自ら根拠を持って交渉した人、あるいは「代わりがいない」と思わせるポジションを確立した人。
- 変わらなかった人:会社が上げてくれるのをただ待っていた人。
残酷ですが、派遣会社も企業も、言われない限りコスト(時給)は上げたくないのが本音です。 「長く働いているから上げてくれるはず」という期待が通用しなくなったのが2025年でした。逆に言えば、正しいやり方で交渉さえすれば、時給アップが通りやすい年でもありました。
2. 「安定」の定義が変わった
「大手企業で長く働くこと」が安定だと思われてきましたが、今年は大手でも方針転換や組織変更が頻繁にありました。 そのあおりを受けて、優秀なスタッフさんが急な契約終了になるケースも見てきました。
そこで気づいたのは、これからの時代の安定とは「一つの場所に居続けること」ではなく、「いつ放り出されても、すぐに次が見つかる状態にしておくこと」だということです。
- Excelなどの実務スキルを磨く
- 営業担当と良好な関係を作っておく
- 複数の派遣会社に登録しておく
こうしたリスクヘッジを「平時」にやっていた人は、トラブルがあってもすぐに次の(しかも前より条件の良い)仕事を見つけていきました。
3. 来年、笑うために「年末年始」にすべきこと
2026年は、このスピード感がさらに加速するはずです。 AI活用の波も、事務職の現場に本格的に入ってくるでしょう。
そんな中で生き残るために、この年末年始にぜひやってほしいことが一つだけあります。
それは、「職務経歴書の棚卸し」です。
今年1年、あなたがやってきた業務は何ですか? 新しく覚えたソフトは? 工夫して短縮した時間は?
これらを言語化して、スマホのメモ帳でもいいので書き出してみてください。 それが来年、時給交渉をする時の「武器」になり、もしもの時の「命綱」になります。
まとめ:2026年も、営業担当を「使い倒して」ください
派遣という働き方は、一人で戦うには心細いことも多いです。 だからこそ、私たち営業担当がいます。
時には愚痴を聞く相手として、時には交渉の代理人として。 来年も、営業担当を上手に「使い倒して」、賢くしたたかに、理想の働き方を手に入れていきましょう。
2026年が、あなたにとって飛躍の年になりますように。 良いお年をお迎えください!
著者:ハンケ(@hanke_sales) 現役の派遣営業マン。X(Twitter)では派遣営業の裏話や、派遣社員の皆さんが損をしないための情報を発信しています。 Xのフォローはこちらから


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