採用率9割変わる。営業が「売りたい人」と「スルーする人」の決定的な差

職場のあれこれ

お疲れ様です、ハンケです。

今日は、派遣会社に登録しているすべての方、そしてこれから仕事を探そうとしている方に向けて、**「営業マンの頭の中」**を完全に開示します。

私たち営業担当が、あなたに仕事を紹介するかどうかを決める時、一体どこを見ているのか。 「スキル?」 「職歴?」 「年齢?」

もちろんそれらも見ますが、もっと根本的で、もっとドロドロした**「最優先事項」**があります。

これを理解していないと、いくら素晴らしい経歴書を持っていても、なぜか仕事が決まらない、あるいは良い案件が回ってこないという事態に陥ります。

逆に、この**「営業の心理」**さえ掴んでしまえば、あなたは実力以上の案件を勝ち取り、営業担当を自分の手足のように動かすことができるようになります。

今日は、きれいごとは一切抜きにして、私たちの**「本音とノルマと恐怖」**についてお話しします。


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採用率9割変わる。営業が「売りたい人」と「スルーする人」の決定的な差

営業の行動原理は「恐怖」でできている

まず、私たちの行動原理を正直にお話しします。 私たち派遣営業は、「人を紹介し、契約を結び、長く働いてもらうこと」で売上を作っています。

つまり、営業が喉から手が出るほど欲しいのは、 **「すぐに決まって、すぐに辞めない人」**です。

シンプルですよね? しかし、この裏には強烈な**「恐怖」**があります。

営業にとって一番恐ろしいこと。それは、売上が上がらないことではありません。 **「紹介したスタッフが、トラブルを起こす(またはすぐに辞める)こと」**です。

営業マンが震え上がる「2つの悪夢」

  1. 職場見学後の辞退(ドタキャン) 必死に企業に頭を下げて、職場見学(面談)のアポを取り付けたのに、当日になって「やっぱ辞めます」と言われる。あるいは、内定が出た後に「他に行きます」と断られる。 これは、営業のメンタルをへし折るだけでなく、企業からの信用を失墜させます。
  2. 就業1週間での「即死(早期退職)」 これが最もダメージがデカいです。 「入ってみたら合わなかったんで、明日から行きません」 これをやられると、企業担当者は激怒します。 「お前のところのスクリーニングはどうなってるんだ!」 「もうお前の会社には頼まない!」 こうなると、その企業との取引停止はおろか、営業担当としての私の社内評価も地に落ちます。

だからこそ、私たちは常に怯えています。 「この人は、本当に大丈夫か?」 「俺の顔に泥を塗らないか?」

この恐怖があるからこそ、私たちはスキル以上に**「ある一点」**を執拗にチェックするのです。


スキルなんて二の次。「信用スコア」こそが全て

ズバリ言います。 私たちがスタッフさんを見る時、脳内で勝手に**「信用スコア」**をつけています。

Excelのマクロが組めるかとか、TOEICが何点かというのは、あくまで「カタログスペック」に過ぎません。 私たちが本当に重視しているのは、**「この人は信頼できるか(=飛ばないか・揉めないか)」**という一点です。

信用スコアが高い人(=Sランク人材)

  • レスポンスが早い 電話に出る、メールの返信が数時間以内に来る。これだけで「仕事ができる人」認定します。連絡がつくということは、トラブル時の対応もスムーズだという証明だからです。
  • 「他社状況」を正直に話す 「実は他社でB社の選考が進んでいます」と言ってくれる人は、逆に信用できます。状況が読めるので、こちらも「じゃあ、B社の結果が出るまで待ちましょうか」と戦略が立てられるからです。
  • ネガティブな情報も先に言う 「実は子供が小さくて、週に1回は熱を出すかもしれません」 これを最初に言ってくれる人は神様です。事前に企業に伝えて了承を得ておけば、休みがちになってもトラブルにならないからです。

信用スコアが低い人(=地雷候補)

  • 連絡が繋がらない・折り返しが遅い 「忙しいのかな?」とは思いません。「ルーズな人だな」と思います。この時点で、重要な案件の紹介リストからは外れます。
  • 言うことがコロコロ変わる 「残業できまーす」と言っていたのに、いざ案件を紹介すると「やっぱり定時がいいです」。 「場所はどこでも」と言っていたのに、「そこは遠いです」。 これをやられると、怖くて企業に紹介できません。面談の場でちゃぶ台返しをされるリスクがあるからです。
  • 経歴やスキルを盛る できないことを「できる」と言う。これは最悪です。入社後にバレてクレームになるのは、紹介した私たち営業なんです。

営業担当を「味方」にするための3つの交渉術

ここまで読めば、もうお分かりですよね。 あなたが希望の仕事を獲得するためにやるべきことは、スキルアップではありません。 **「営業担当を安心させること」**です。

「この人は絶対に裏切らない」 そう思わせれば、私たちはあなたのために全力で動きます。時給交渉もしますし、多少スキルが足りなくても「人柄が最高なんで!」と企業にねじ込みます。

そのための具体的なアクションプランを3つ授けます。

1. 「即レス」を徹底する

メールが来たら、内容が確認できなくても「確認して後ほど連絡します」と1行返す。 電話に出られなければ、5分以内に「後ほどかけ直します」とショートメールを入れる。

これだけで、あなたは営業担当の中で**「優先順位No.1」**になれます。 なぜなら、営業は忙しいので、すぐに捕まる人に仕事を振りたいからです。

2. 「迷い」を共有する

もし、紹介された案件に不安があるなら、正直に言ってください。 「断ったら悪いかな」と思って曖昧な返事をして、土壇場で断られるのが一番困ります。

「仕事内容はいいんですが、通勤時間だけがネックで迷ってます」 こう相談されれば、私たちは「じゃあ、時給を50円上げる交渉をして、交通費の足しにできないか聞いてみますね」といった提案ができます。 正直なコミュニケーションこそが、最強の武器です。

3. 他社の動きを隠さない

派遣会社を掛け持ちするのは当たり前です。それを隠す必要はありません。 「他社さんで、時給1,700円の案件を紹介されていて、そっちと迷ってます」 これを聞けば、私たちは燃えます。 「くそっ、他社に取られたくない! ウチなら1,750円出します!」となる可能性が高いのです。

ただし、嘘はいけません。バレたら終わりです。あくまで誠実に、状況をオープンにすることで、競争原理を働かせましょう。


結論:営業は「優秀な人」より「安心できる人」が好き

残酷なようですが、これが真実です。

どんなに高いスキルを持っていても、気分屋で連絡が取れないスタッフさんより、 スキルは平均的でも、**「必ず電話に出てくれる」「嘘をつかない」**スタッフさんの方に、私たちは良い案件を回します。

なぜなら、それが私たちの**「身を守る」**ことに繋がるからです。

派遣という働き方は、結局のところ**「人と人との信頼関係」**で回っています。 AIがマッチングする時代になっても、最後に「この人を企業に推そう」と決めるのは、感情を持った人間(営業担当)です。

もし今、あなたが「なかなか仕事が決まらない」と悩んでいるなら、一度振り返ってみてください。 営業担当に対して、不安にさせるような行動をしていませんか? レスポンスは後回しになっていませんか?

「営業担当を安心させること」 これこそが、あなたが最短でホワイト案件にたどり着くための、一番の近道です。

現場からは以上です。


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