お疲れ様です、ハンケです。
これから派遣登録をしようとしている方、あるいは今使っている派遣会社に不満がある方へ。 今日は、現役の派遣営業として、絶対に失敗したくないなら**「ここだけは守ってほしい」**という鉄則をお話しします。
ネットで検索すると、「アットホームな中小派遣会社」「地域密着の親身なサポート」なんて言葉が出てきますが、正直に言います。
迷ったら、大手派遣会社一択です。
「またまた、大手の回し者?」と思われるかもしれません。 でも、これは私が長年この業界にいて、中小の営業マンが悔し涙を流す姿や、そこで働くスタッフさんが割を食う現実を嫌というほど見てきたからこその、偽らざる本音です。
なぜ、私はここまで「大手」を推すのか。 そこには、求人サイトには載っていない、業界の構造的な**「3つの格差」**が存在するからです。
3つの理由で断言。なぜ「大手」以外はリスクなのか?
派遣会社選びで「大手」を選ぶべき理由は、単なる安心感ではありません。 「仕事の質」「守られる権利」「トラブル時の生存率」 このすべてにおいて、大手と中小では持っている武器のレベルが違うのです。
① 求人数の圧倒的な差(=選択肢の多さ)
まず一つ目。これが最も分かりやすい違いです。 「求人数が多い」ということは、「妥協しなくていい」ということです。
中小の派遣会社に行くと、よくこんな会話が聞こえてきます。 「〇〇さんの希望だと、そのエリアでは案件がないですね…時給を少し下げるか、通勤時間を延ばせませんか?」
これは、そのスタッフさんの能力が低いからではありません。 単に、その派遣会社が持っている「駒(案件)」が少ないからです。
私たち営業の現場では、企業の人事担当者からこんな電話が日常茶飯事でかかってきます。 「今回の事務募集、急ぎだからリクルートさんとテンプさん、パソナさん(仮)だけに声かけてるからよろしくね」
残酷ですが、これが現実です。 条件の良い人気案件や、大手企業のホワイトな案件は、そもそも中小の派遣会社には情報すら回ってこないことがほとんどです。
大手に登録するということは、この「非公開の優良案件」へのチケットを手に入れることと同義です。 「時給」「場所」「職種」「残業の有無」。 これらの条件をパズルのように組み合わせて、自分にぴったりの仕事を見つけるには、母数が圧倒的に必要なのです。
② 福利厚生とコンプライアンスの「自動化」
二つ目は、働き始めてからの「安心感」です。 ここで重要なのは、制度があるかどうかではなく、**「気を使わずに使えるか」**です。
大手派遣会社の場合、福利厚生は完全にシステム化されています。
- 有給休暇: Web画面でポチッと申請して終わり。理由を聞かれることも、営業担当に気を使うこともありません。
- 社会保険: 就業条件を満たせば、加入手続きは事務センターが即座に行います。
- 健康診断・産休育休: 案内が自動で届き、当たり前の権利として取得できます。
一方で、体制の整っていない中小や新興の派遣会社では、これらが非常に「属人的」です。
「有給を取りたいと言ったら、営業担当に『現場が忙しいからズラして』と嫌な顔をされた」 「社会保険に入りたいのに、『2ヶ月様子を見てから』と加入を渋られた」
信じられないかもしれませんが、2026年の今でもこんなトラブルは実在します。 会社としての体力が少ないため、社会保険料の負担を少しでも減らしたい、有給を使われるとマージンが減る…そんな「会社の台所事情」を、スタッフに押し付けてくるのです。
働く上で、余計なストレスを感じたくないなら、「権利がシステム化されている」大手を選ぶのが正解です。
③ 営業担当の「守る力」(最重要)
そして最後、三つ目。 これこそが、現役営業として私が最も強調したいポイントです。
派遣先でトラブルが起きた時、あなたを守れるのは「営業個人の熱意」ではなく、「派遣会社の看板」です。
例えば、あなたが派遣先で理不尽なハラスメントを受けたとしましょう。 あるいは、契約内容と全く違う雑用を押し付けられたとしましょう。
この時、中小の営業担当が企業に抗議に行くとどうなるか。 「文句があるなら、もう御社とは取引しないよ。他の会社に変えるから」 企業側にこう言われたら、もう何も言えません。その営業担当にとって、その企業は失いたくない貴重な売上先だからです。
しかし、大手の営業担当なら違います。 私たちには、**「御社には当社のスタッフが他に50名稼働していますよ」**という、最強のカードがあります。
「そのような不当な扱いが続くようであれば、今後のご紹介は難しくなりますし、既存の契約についても考え直さなければなりません」
こう言われたら、企業側もビビります。 大手との取引停止は、企業にとっても人材確保のパイプを失う致命傷になるからです。
「〇〇(大手派遣)さんを怒らせるとヤバい」 この抑止力こそが、結果として現場にいるあなたを理不尽な扱いから守る防波堤になるのです。
まとめ:あなたのキャリアを「博打」にしないで
「担当者が親身になってくれそうだから」 「地元の小さな会社の方が融通が利きそうだから」
その気持ちは分かります。 もちろん、中小にも素晴らしい営業担当はいますし、大手にもハズレの担当はいます(これは以前お話しした「担当ガチャ」の問題です)。
しかし、**「確率論」**で言えば、大手が圧倒的に有利です。 わざわざ自分から、求人数が少なく、福利厚生が不透明で、交渉力の弱い環境に身を置く必要はありません。
派遣という働き方は、パートナー(派遣会社)選びで9割決まります。 どうか、一時の感情やイメージだけで選ばず、**「自分の身を最も安全に守れる場所」**を選んでください。
現場からは以上です。
📢 ハンケの「派遣攻略・虎の巻」はこちら どの派遣会社に登録すべきか? 面談で何を言うべきか? 営業マンだけが知っている「採用の裏ルート」を完全網羅しました。 https://note.com/hanke_sales/n/n9b7b0c30df3b?sub_rt=share_sb
▼ 日々のリアルな発信はX(旧Twitter)で https://x.com/hanke_sales
▼ ブログも公開中(無料) https://hanke-sales.com/


コメント